場所
川西能勢口より阪急バスでけやき坂2丁目下車徒歩15分。
けやき坂2丁目は新規に造成された住宅地であり、家屋は丘にそって這い上がっています。
芋生はそこから谷に下る。住宅地とガラリ変わり谷沿いの静かな田園地帯であり、ちょうど稲刈りも始まろうとしている時期であった。
神社は、地区を見下ろす小高い場所にある。
御祭神
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)
伊邪那美命(いざなみのみこと)
御由緒
当熊野神社は紀州熊野大神の御分霊を勧請して、国家護持、庶民平安の祈願所として創建され、以前は熊野社とも熊野権現社とも称されました。
創建年代は詳らかではないが、慶長元年(1596)以前には鎮座になり、古くは摂津の国熊野多田権現社と呼ばれていたと伝えられます。安政3年(1856)、隣地の寺院が火災を失し当社も類焼に遭い社殿等全焼しました。
その後、当地に再建されたと伝えられています。
明治維新まで、熊野権現と呼ばれていましたが、「神仏分離令」により「熊野神社」と称されるようになり現在にいたっています。(境内の御由緒説明板による)
正徳年間(1711-1716)の石灯籠がありました。
例祭
7月16日 夏祭
10月16日 例大祭
(TATSUさん)
No.267
2004.10.19 UP
2022.5.4 更新