甲子園口の総鎮守
甲子園口の総鎮守。
江戸初期の中興期に那智大社から勧請して、今の主神は伊弉冊命。ですがその前は若王子で、応仁の乱以前から存在していたとされています。本殿の幕の紋は三つ柏でした。
正面右手の鳥居
境内には、本殿左手後方に稲荷社、左手前方に白龍神社、右手に「算学神社」。
算学神社
白龍神社は、樹齢500年の松が近年枯死した後に姿を消した白蛇を祀っているとのこと。廃仏棄釈で破壊されたらしい石塔の一部も、今は傍に置かれていました。
境内には、今も多くの赤松が。
赤松は「おんな松」とも呼ばれます。
大きくはありませんが、明るくてどことなく軽やかで、女性性に守られているような御神域でした。
(みそこさん)
No.264 TATSUさんからのご投稿
2020.4.9 UP