南朝の忠臣赤松氏範の遺子、家臣が隠れ住んだと伝わる熊野神社
三田市上深田字居屋ヶ谷602
場所
三田駅より神姫バスにて上深田バス停下車徒歩5分。
田園地帯のこんもりとした森の中にあります。
御祭神
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)
伊邪那美命(いざなみのみこと)
豊玉雄命==>資料にはこうありましたがこの神様がおられるのでしょうか?ごぞんじだったら教えてください。
御由緒
当社の創建は詳らかではないが、赤松氏範が播磨清水寺の戦いに敗れて自害したときに、その家臣、伊藤民部、今村五郎等が遺子乙若丸と共にこの社に隠れ居住した。
その後、今村氏は奥山にあった社を山麓に泰遷し天文年間(1532-1555)には稲田城主中田佐渡介が社拝殿を改築し祈願所とした。
弘治年間(1555-1557)荒木村重が稲田城を改築したときこの社も、古文書等も焼失、その後、村人により再建、明治25年本殿、拝殿を改築。
(佐伯弘美著「ふるさと歴史街道めぐり 三田社寺108景」より)
寛政年間(1789~1801)の石灯篭がありました。
境内社
伊勢皇太神社
金毘羅宮
八幡宮
天満宮
例祭
夏季例祭 7月15日
秋季例祭 体育の日
(TATSUさん)
No.265
2004.10.16 UP
2022.9.9 更新
参考文献
- 佐伯弘美 『ふるさとの歴史街道めぐり 三田社寺108景』