室町時代に熊野本宮から勧請
場所
(丹波市山南町谷川字生ノ前998)
JR福知山線谷川駅下車徒歩30分、加古川線久下村(クゲムラ)下車徒歩10分。
道路に面して鳥居があり、その奥に鎮座されていました。境内はそれほど広くありません。
しかしきれいに手入れされており、立派な石の「熊野神社の沿革」が建てられていました。
拝殿はトタンで覆われていますが、本来は茅葺か?
御祭神
熊野加武呂(カムロ)之命
素戔嗚尊と同一とされる。
御由緒
谷川西之村に鎮座される産土神であり、和歌山県熊野本宮大社の御分霊である。
当地に鎮座したのは弘治三年九月(1557)と記録にあり、その後本殿は都度改築された。
特筆すべきは、元文五年(1742)の御神殿の再建で、当代の名工清水左近によるものである。
「熊野神社の沿革」による
例祭日
毎年10月7-8日
その他
狛犬は新しいものでした。
石灯篭には天明九年(1790)の銘がありました。
(TATSUさん)
No.324
2005.1.7 UP
2020.7.3 更新