(旧龍野市揖西町新宮719-82)
場所
神姫バス龍野営業所よりバス10分景雲寺バス停下車(土日は一日数本運行のみ)徒歩約15分。
バス停より北に向かって進む。
新宮集落の住居が途切れるあたりに、常夜燈がぽつんとみられる。
熊鹿よけのフェンスにさえぎられるが、入り口は針金で留められているだけで入ることは可能。
山道を進むと鳥居がありその先に社殿が鎮座している。
鳥居、狛犬、拝殿の奉納額等は比較的新しい製作(昭和十二年頃)ものが多い。時節柄、”武運長久”といった文字がみられる。その頃改修されたのだろうか、しかしかなり社殿は荒れていた。
御祭神
伊弉册命
豫母津事解命
速玉男命
(兵庫県神社誌による)
御由緒
不詳
その他
鳥居の扁額には「三社大権現」とある。石灯籠に文政三年(1820)の銘があった。
鳥獣よけのフェンスは、人間界と獣の世界との境界であり、フェンスの向こうの神社はどうしても荒れていく。
山林の手入れもなかなか追いつかないようである。
(TATSUさん)
No.371
2005.2.28 UP
2022.9.2 更新
参考文献
- 『兵庫県神社誌』