志筑郷の総郷社として崇められた熊野神社
(旧旧津名郡津名町王子122)
場所
津名港より静の里公園バス停より徒歩20分。
バス停より15分程度進み標識をたより右折、まっすぐな道を進む。しばらくすると鳥居がぽつんと見える。
鳥居は、新しいものだ。
神社は山を背にして石垣を築き鎮座している。左右に末社が祭られている。
すぐ近くに、70番札所多聞寺がある。
御祭神
国常立尊
伊弉冉尊
天照大神(若一王子)
早玉男命(末社)
事解男命(末社)
御由緒
平安のはじめ、延長五年(927)の延喜式により式内小社と定められ明治初年まで千数百年間、志筑神社若一権現の社名で志筑郷の総郷社として崇められていた。
明治六年神社制改定にあたり、社名を熊野神社、社格を村社に定められた。
(境内の由緒書による)
境内社
熊野荒神
その他
拝殿前の石灯籠には宝暦八年(1758)の銘が刻まれており、末社前の石灯籠には「若一王子権現」と刻まれていました。
拝殿の瓦には「若一」とあり、神社の歴史がしのれます。
”玄松子 ”さんのホームページのこのページにさらに詳しく解説されています。
参考にさせていただきました。ありがとうございました。
(TATSUさん)
No.385
2005.3.21 UP
2022.9.2 更新