平安前期の勧請と伝わる熊野神社
場所
幸田の熊野神社より徒歩約30分。
道路に面して二の鳥居、一の鳥居は近くの水路のそばに立つ。
参道を進むと、社殿はその先60段あまりの石段を登った小山の上に鎮座。
朱色の本殿に「熊野大神」の神額が架かる。
御祭神
熊野神王櫛御気野命
伊邪奈岐命
伊邪奈美命
速玉之男命
事解之男命
菊理比売命
撞榊厳之御魂天疎向津媛命
御由緒
承平年間紀伊熊野大神の分霊を勧請したのがはじまり。
明治維新までは熊野大権現と称した。
現在の神殿は元和五年の造営。
(御祭神、由緒ともに「茨城県神社誌」参照)
(TATSUさん)
No.937
2009.4.20 UP
2021.8.7 更新
参考文献
- 『茨城県神社誌』