2社の熊野神社が明治36年と42年に合祀された?
場所
関東鉄道竜ヶ崎線の竜ヶ崎駅下車、
龍ヶ崎コミュニティバス乗車、妙行寺バス停下車徒歩5分。
皇大神社
熊野神社は、拝殿の右に青面金剛像(庚申塔)と並んで鎮座。
青面金剛像には天和三年(1683)の銘がある。かなり古いものだ。
他に元文五年(1704)の像もある。
青面金剛像
皇大神社境内社
熊野神社の祠は三社ある石祠の真ん中。
コンクリートで修復の跡があるが、台座は古い。
側面には、明治三十六年旧正月二十日建立とある。
御祭神
伊弉那美命
御由緒
不詳
明治四十二年五月、同地区内無格社の諏訪神社、八幡神社、熊野神社を合祀した記録がある。
ただ、この皇大神社の祭神として、天照皇大神、配祀として、建御名方命、品陀和気命、伊弉那美命が祀られていることを見ると、この熊野神社は本殿に祀られており、石祠の熊野神社は別ものとも考えられる。
(御祭神、由緒共に「茨城県神社誌」参照)
(TATSUさん)
No.1376
2010.11.28 UP
2021.8.10 更新
参考文献
- 『茨城県神社誌』