場所
朝日バス境車庫より東北方向に進む。
稲尾の半島状の西南端、旧長井戸沼を見晴らす位置に鎮座する。
一の鳥居は木造、二の鳥居は石造りである。
二の鳥居には、「明和七庚寅歳年八月吉祥日」「別當 新富山妙法寺 辨豊代」と刻まれている。
(明和七年は西暦1700年
妙法寺は
仁連町妙厳寺末、廃仏毀釈で廃寺)
境内に「合併記念」の石碑があり、それによると明治四十一年に、鎮守神社、香取神社、八幡神社、
神明神社、天神社、鷲神社、龍蔵神社を合祀したとのことである。
参道の右側には、水神社、雷電社、八社宮等の石祠、青面金剛像庚申塔(宝永元年庚申作)が立つ。
御祭神
木々之智神
御由緒
大化年中真言宗勝海上人諸国遍歴、紀州熊野に参篭
(御祭神、由緒ともに「茨城県神社誌」参照)
(TATSUさん)
No.1466
2011.6.10 UP
2021.8.14 更新
参考文献
- 『茨城県神社誌』