鎌倉幕府重臣となる千葉常胤が平安時代末期に創建した熊野神社
場所
JR常磐線藤代駅より徒歩20分ほど。
小貝川の堤防のすぐ側に鎮座。小貝川の流域には、 このほかに数社の熊野神社が存在する。
小貝川は平野部、田園地帯を流れる川であり、幾度となく氾濫を繰り返した歴史がある。
境内にの石灯籠には天保三年(1832)、
手水鉢には安永四年(1775)の銘がある。
御祭神
事解男命
伊佐奈美命
速玉男命
御由緒
治承四年(1180)一月九日、千葉平常胤の創建。
永正四年(1507)二月改築。嘉永四年再建。
(御祭神、由緒ともに「茨城県神社誌」参照)
(TATSUさん)
No.920
(てつによる追記)
千葉常胤(ちば つねたね)は、平安時代末期から鎌倉時代前期にかけての武将。鎌倉幕府草創期の重臣。千葉家中興の祖といわれる。
2009.3.28 UP
2021.8.15 更新
参考文献
- 『茨城県神社誌』
- 千葉常胤 - Wikipedia