湯本温泉の歴史の原点、湯本温泉の守り神
場所
箱根湯本駅から温泉街を約10分。橋を渡った奥まった小高い場所にあります。
付近には箱根温泉発祥の地、連歌師宗祇の終焉の地の標識が立っています。
主祭神
不明
由来
湯本温泉の歴史の原点。天平10年(738年)に浄定坊によって発見され、紀伊の熊野権現から分霊されたと言われています。
この温泉は奈良時代から知られていたが、小田原北條の武将たちが早雲寺参詣のたびに、ここで温泉に浴したので『北條氏の足洗いの湯』といわれてきた
また、熊野を音読みすると「ゆや」となるところから、「ゆや権現」として崇められたともいわれています。
いまも、病気を治してくれる、温泉の神様として深い信仰をうけています。
例祭
湯の守護神として別名「湯権現」とも呼ばれている熊野神社では毎年5月の第4土・日曜日に“熊野神社例大祭”が行われ、合わせて温泉街を神輿が通り、沿道に並ぶ人たちにお湯をかけてまわる“湯かけまつり”が開催されます。
(TATSUさん)
No.256
2004.9.29 UP
2021.5.14 更新