江戸前期に僧が勧請
横浜市鶴見区の総持寺近く。
JR鶴見駅からバスに乗り5分ほど行き「亀甲山(かめのこやま)」で降りると、向かいのバス停の屋根に、一羽のカラスが。
ふと、Moon Ridersの「アケガラス」っていう、屋根の上の少年と、大きなカラスの歌を思い出しました。
バス停前の角を右折してから5分も歩かないうちに、左手に熊野神社がありました。
天然記念木の「スダジイ」が生い茂る、昼なお暗き、都会の神社。
鳥居をくぐり階段を登って本殿を拝見して、庭から屋根を見ると、また一羽のカラス。
本殿
御由緒沿革
延宝年間の創建と伝える。別当弘誓寺の僧が紀伊国熊野権現の御分霊を奉祀し、この土地を開墾したので、字を寺の谷(てらのや)と唱し、熊野社及び弘誓寺を創立し、天下泰平国家安穏の祈願所としたものである。明治初年弘誓寺は廃寺となった。創立を伝える延宝の棟札を現存する。
祭神
伊弉冉命(いざなみのみこと)、速玉男命(はやたまおのみこと)、事解男命(ことさかのおのみこと)
境内社
稲荷社 天神社 弁天社
例祭日
8月1日
社殿
本殿(神明造)拝殿(入母屋造・千鳥破風)亜鉛葺(相之間造)20坪
境内坪数
695坪
境内のすみにあった扁額
天然記念木のスダジイ
境内社
2001年2月28日参拝
(そま)
No.152
2002.9.24 UP
2020.9.10 更新