平安時代前期の勧請と伝わる熊野神社
場所
京浜急行線鶴見市場駅下車3分。商店街を抜けたところにありました。
前の道路が旧東海道です。
祭神
国常立尊(くにのとこたちのみこと)
伊邪那岐命
伊邪那美命
御由緒
境内の説明板より。
弘仁年中(810~823)紀州熊野の別当尊敬の勧請と伝えられています。この地域は往古より海辺にあって魚、塩の収穫も豊かで、天文年間(1532~1555)には魚貝の市も開かれて、いつか村名も市場と呼ばれるようになったといいます。
村民は、これを熊野権現の加護によるものとして、社殿を造営するなど厚く崇敬したものと言われています。
その後兵火に焼けたり、鶴見川、六郷川の相次ぐ氾濫などにより、社殿が大破して、明和元年(1764)に至りようやく本殿を再建し、天保六年(1835)1月拝殿の改装をおこないました。
明治五年京浜間に鉄道を施設の際、社地がその敷地にあったため現在地に遷座しました。
明治六年村社に列せられ、熊野神社と改称しています。
境内の狛犬は慶応二年(1866)、常夜燈は慶応三年(1867)の銘がありました。
境内社
八幡神社
稲荷神社
神明社
五社大神
大鳥神社
例大祭日
八月第一土曜日曜日
(TATSUさん)
No.278
(てつによる追記)
熊野神社のサイト制作者の久保田さんより公式サイト開設のお知らせをいただきました。
御由緒や年中行事、昔の熊野神社の風景等掲載されています。
公式サイトはこちら。
https://753.jp/
2004.11.8 UP
2005.6.18 更新
2021.5.3 更新