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亀川熊野坐神社(かめがわくまのざじんじゃ):熊本県天草市亀場町亀川2410

瀬音さんからご投稿いただきました。ありがとうございます。

亀川の産土神

亀川熊野坐神社鳥居

熊野坐神社が祀られている場所は、亀川小学校前の道路を300mほど南下した右手山側です。

亀川熊野坐神社鳥居扁額

鳥居の扁額 熊埜社 

亀川熊野坐神社社叢

亀川熊野坐神社拝殿

亀川熊野坐神社拝殿

御拝殿の扁額 熊埜社

亀川熊野坐神社案内板

亀川熊野坐神社 (現地案内板より)

1.御祭神

 熊野速玉神(伊邪那岐尊)  熊野夫須美神(伊邪那美尊)  
 家都御子神(素戔嗚尊)

2.神社の由緒

 熊野坐神社は全国各地に数多くまつられ、紀伊の国(和歌山県)の熊野三社を根本社としています。
 万治3年(1660年)の天草検地帳に「亀川村産社(うぶしゃ) 亀川熊野権現」と記載してありますが、その由緒は極めて古く、創立年代は不詳です。

 古来より亀川の地は、天草上島と下島の接点であり、有明海と不知火海とを結ぶ陸海交通の要衝です。
 土器や古墳の発掘などより、天草の中では、いち早く立派な村落を形成したものと思われます。

 この亀川の地を開発した祖先の人々が熊野の信仰に生き、陸海要衝の交通安全守護、農耕山林殖産興業など家内安全・五穀豊穣・商売繁盛の守り神として、亀川の里の氏神様・産土(うぶすな)様として、この神社を創建し、鎮祭されたものです。

 現石鳥居は天保9年(1838年)、本殿は文久2年(1862年)の建立です。

 ※ 産社・産土様とは、生まれ育った土地・地域の鎮守の神様のことです。

3.主な行事・お祭り

 1月 正月元旦初詣       6月 初旬 虫追い祭り
 10月15日 秋の例大祭    12月 初旬 願成就祭

 秋の例大祭は毎年10月15日、亀川各地が交替で当元を受け継いで勤めています。
 伝統のふるさとあげての神楽、獅子舞、神幸行列は盛大です。

 各家に子どもが生まれた際には、男の子なら31日目、女の子であるなら33日目にお参りする
 「髪立て(宮参り)」のならわしが古来よりあります。

 亀場地区振興会
 亀場町公民館 

平成21年3月作成

☆案内板の設置に感謝致します。

亀川熊野坐神社拝殿

御拝殿の黒瓦の屋 根と御本殿の鴟尾

亀川熊野坐神社狛犬

亀川熊野坐神社狛犬

(瀬音さん)

No.1809

2016.11.15 UP
2020.11.22 更新

参考文献



熊本県天草市亀場町亀川

読み方:くまもとけん あまくさし かめばまち かめがわ

郵便番号:〒863-0043

天草市HP

天草市 - Wikipedia
指宿市(いぶすきし)は、鹿児島県薩摩半島の南端にある市。
指宿温泉の名で知られる観光の街である。観光促進と冷房節約の観点から、毎年4月下旬に行われる市長の「アロハ宣言」から10月末まで市職員・銀行職員などがアロハシャツを公用服として着用する。近年はオクラの産地として有名。