鎌倉時代に熊野新宮より勧請
新宮神社は五山の送り火の妙法の法の山近くに鎮座しています。
3年ぶりにこの神社へ参詣しましたが、かっての社叢豊かな石段や古社のたたずまいの社殿はすっかり様変わりで、新しい石段と社殿に変貌していました。
平成14年7月再建との事です。
以下、『平成祭礼データCD』から。
祭神
伊邪那岐命 伊邪那美命 猿田彦神
御由緒
村社で、もと大比叡大明神と称していたが、徳治2年(1307年)一村改宗の時、熊野新宮より諾冊二尊を勧請し、新宮大明神と呼び、日像上人の直筆の法華経と曼陀羅を合祀し、妙泉寺の僧に托して祭祀を行っていたが、明治の廃仏毀釈の際、これをやめ白髪神社と号し、社掌を置き、明治20年(1887年)10月社号を新宮神社と復称し、現在に至る。古来松ケ崎一帯の産土神として崇敬せられ、特に毎年秋の祭礼にはきらびやかな和鞍をつけた馬の行列と東の馬場、西の馬場における競馬の祭事が、行われ壮観であった。
例大祭
10月22日、23日
(神奈備さん)
No.153
2002.9.30 UP
2020.7.15 更新
参考文献
- 神社本庁『平成祭礼データCD』