すぐそばに名張川があるのですが、川を挟んで向かい側から見ると集落の真ん中に鳥居がぽっこり立ってるのがよくわかります。
逆に神社側に立つと高台になってる上に住宅に囲まれていてさっぱり見えません。
社務所にかけられた絵にはヤマタノオロチとスサノオの戦いを描いた絵が奉納されていました。
この辺り山がちの地形ではあるのですが、この熊野神社は背後に小さな山を従えており、丁度その山を御神体とする形式にも見えなくもないです。
その裏山の名称は愛宕山とも富士山とも?
社の脇にあった石には愛宕と、社の裏に周った山の登り口には富士と書かれた石が置いてありました。
なお、境内にいちょうの木が生えており、乳房の神木のようにも見えます。
祭神は村史によると伊邪那美尊。現地ではちょっと判りませんでした。
本社は島根県八束郡熊野村に鎮座する熊野神社だそうです。
(あんでっどさん)
No.228
2004.7.5 UP
2020.7.5 更新
参考文献
- 『山添村史』