(佐渡市丸山1049?)
御祭神
伊弉諾尊
祭礼
祈年祭:1月15日 例祭:4月15日
熊野神社の御社殿。
旧畑野町の県道181号線(多田 皆川 金井線)の山道をぐるぐる車で上ってゆくと、丸山地区・西竜寺(西龍寺)というお寺の手前に熊野神社がありました(交通機関だと西龍寺入口バス停で下車)集落の方に神社の場所を教えていただき伺うことができたのですが、赤い鳥居をくぐってゆっくり参拝していると、場所を教えて下さった近隣の氏子さんが坂を上がって様子を見に来て下さいました。ちゃんと行けたか心配してくださったようで、ありがとうございます。
鎮座地:佐渡なび!(神社、仏閣のページ) 佐渡市地理情報サービス
私は熊野から来ました、という話をしつつ、ここの神様は男の神様なんだ、というお話をうかがったり(伊弉諾尊がお祀りされています)、4月にお祭りがあるお話などうかがいました。こちらの熊野神社は紀州熊野からのご分霊であることが、境内案内板に書いてありました。
熊野神社
祭神は伊弉諾尊で、いい伝えによれば応仁元年(一四六七・室町中期)八月三十一日に紀州熊野神社より分霊して祀ったとされているが、慶長(安土桃山時代・一五九六~一六一四)の頃火災で資料を焼失した。
伊弉諾尊
天津神の命を受けて伊弉冉尊とともに初めてわが国土や神を生んで山海・草木を掌ったという男神。
(境内案内板より)
御社殿の扁額。
熊野神社のすぐ隣にある大師堂。
熊野神社と横並びにある西竜寺。
西竜寺
竜頂山西竜寺は真言宗豊山派の古殺で本尊は大日如来である。この寺は、いい伝えで昔、多田の荒町にあって、多田城主の祈願所であったという。
大日如来
宇宙と一体と考えられる汎神論的な密教の本尊、その光明が遍く照らすところから遍照または大日といい、理を象徴する胎蔵界の尊像を安置
大師堂
本堂の右手にある大師堂の石仏は、文化五年(江戸後期)に椿尾の五兵衛によって刻まれた。縁日は八月二十日
(境内案内板より)
道を案内して下さった佐渡の皆様、有難うございました。
(そま)
No.1638
2012.11.5
UP
2021.4.4 更新
参考文献
- けんぱの日記vol.2 畑野丸山 熊野神社 (神社の様子)
- 佐渡祭譚 4月15日 丸山熊野神社 (お祭りの様子。お祭りでは大獅子や鬼太鼓があるようです)
- 佐渡の翼 西龍寺(佐渡市丸山) (熊野神社並びにある西龍寺の様子)