榎木大明神(えのきだいみょうじん)です。
熊野街道は榎木大明神の手前でいったん東へ折れ、その先でさらに南へと続きます。
往時にはこの榎木大明神の近くまで入り江が来ていて、その入り江を迂回する形で街道を通したというのがその理由のようです。
ところが現在 御祓筋と呼ばれる道は榎木大明神を越えて南行し、その先の商店街近辺まで進みます。
榎木大明神の前で熊野街道と御祓筋が分かれるのは、どうやら現代的な事情も含まれるのかなと推測。少し笑えてしまえます(^^)
榎木大明神から東行してきた熊野街道。西を見たところです。
(ZOUさん)
番外編No.21
2009.4.12 UP
2021.4.22 更新