もと阿倍野王子社
場所
阪堺軌道上町線東天下茶屋駅より3分。
都会の真ん中ですが、木々が生い茂り、いつ訪れても参拝の人が絶えないようです。
祭神
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)
伊邪那美命(いざなみのみこと)
素盞鳴命(すさのおのみこと)
品陀別命(ほんだわけのみこと)
他に天照大神、住吉大神、春日大神、金毘羅大神、阿倍清明、八咫烏大神等もお祭りしています。
御由緒
当社の縁起絵巻「摂州東成郡阿倍権現縁起」によれば、仁徳天皇により創建されたとされています。
それはともかく、平安時代初期には存在したと考えられ、豪族阿倍氏の氏社であったと考えられています。
その後、阿倍氏が他所に移住した後、熊野信仰が盛んになり熊野街道の途中に位置していたため阿倍野王子社となったと考えられます。
四天王寺と住吉大社のちょうど中間に位置し王子社の立地としてはふさわしい場所でした。
その後、中世以降阿倍野村の氏神として信仰され現在に至っています。
例祭
夏例祭 7月22.23日
秋大祭 10月14.15日
ご利益
厄除開運、病気平癒等に霊験があるといわれています
(TATSUさん)
No.261
2004.10.9 UP
2020.6.5 更新