熊野詣の街道沿いにある熊野神社
場所
(旧・大阪府狭山市今熊647)
南海高野線狭山市駅から徒歩30分
南海高野線 金剛駅から泉が丘行きシャトルバス帝塚山大学前下車 5分
近くに古い歴史を持つ狭山池があり、その歴史を説明する博物館があり一見の価値がある。
また狭山池南西の大阪狭山市立郷土資料館でこの地区の歴史が勉強できる。
この周辺は、中高野街道、西高野街道が通り、高野山、熊野詣での人々でにぎわった。
祭神
伊邪那岐命
伊邪那美命
素盞鳴命
御由緒
別名熊野神社とも呼ばれている。
神社の西の小高い山の尾根(陶器山)沿いに、天野山から紀州熊野に至る街道が通っている。
明治時代の神仏分離までは境内に金蔵寺があったといわれ。いまでも近くに光明院跡、西室院跡、地蔵院跡などの地名が残っていることから、金蔵寺の鎮守社として栄えたらしい。
(神社の説明文による)
今熊という地名は、熊野三山を勧請した今の三都神社を、今熊野と呼んだのが、そのまま地名になったものと思われる。
境内社
春日社
発辰大神
熊野三宝荒神
稲荷大神
祖霊社
毘沙門天堂
吉祥水天宮
三都戎神社も合祀されていて、賑わいを見せている。
また、この神社ではえびすさんを呼ぶための「板とトンカチ」が用意され、まず板をトンカチで叩いて願い事をするそうです。
(TATSUさん)
No.242
2004.8.29 UP
2020.6.11 更新