古墳の上に鎮座する熊野神社
JR高崎線熊谷駅より十王バス乗車、大塚バス停下車徒歩5分。
古墳の杜が目印、スポーツ公園と隣接している。民家にはさまれて鳥居がある。
古墳は一部しか残ってなく、石段を登ったところに神社は鎮座。
境内には、古墳の石棺の一部が残っている。
隣接して龍昌寺がある。扁額には「圓通殿」とある。
一の鳥居
二の鳥居
御祭神
熊野夫須美命、速玉男命、家都御子神
御由緒
大塚の地名は、その地区内に大きな古墳があることに由来する。
この古墳は、七世紀初頭に作られたものでその出土品から土地を支配していた豪族の墓であろうと推測されている。
当社はこの墳丘上にあり、古墳の下には江戸時代に別当であった龍昌寺がある。
「風土記稿」の記述から当社は江戸時代には既に大塚の鎮守として祀られていたことが知られるが創建の年代は明らかでない。
(「埼玉の神社」より)
境内社
宇賀神社、豊蚕神社、塞神社、三峰社、榛名社、天神社
(TATSUさん)
No.485
2005.12.20 UP
2024.2.8 更新
参考文献
- 埼玉県神社庁編『埼玉の神社』