室町時代の勧請と伝わる熊野神社
東武越生線越生駅より黒山駅行きバス乗車、神社前下車。
杉の大木に囲まれた小高い杜の中に鎮座。
御祭神
伊邪那岐命、伊邪那美命
御由緒
応永年間(1394-1428)箱根権現社の別当であった相馬掃部介時良入道山本坊宋円が当地に移り、本山派修験の大寺であった山本坊を開山するにあたって勧請した社で熊野大権現と称した。
黒山は古くから修験者の道場として知られ、いくつもの宗教施設があった。
明治維新後、黒山の鎮守として崇敬された。
昭和六十年十一月社殿が焼失、六十三年再建。
(御祭神ともに埼玉県神社庁編「埼玉の神社」参照)
その他
境内の石灯籠のは、嘉永二年の銘がありました。
(TATSUさん)
No.512
2006.3.1 UP
2025.3.18 更新
参考文献
- 埼玉県神社庁編『埼玉の神社』