「おくまんさま」と尊称される辻の鎮守さま
埼京線北戸田駅より徒歩20分。
北戸田駅下車後、旧中仙道をすすむ。途中に辻の「一里塚跡」があるが旧街道の趣はあまり感じられない。
外環状道路をこえしばらく進むと左側に鎮座。
ちょうど祭礼日であり、その準備でにぎわっていました。
御祭神
いざなみのみこと、はやたまおのみこと
由緒
熊野神社は、「おくまんさま」と尊称され、昔から辻の鎮守さまとして地域の人々から敬われ、親しまれてきました。
仏教の影響を色濃く受けた熊野権現信仰は、神仏習合の形で明治に至るまで続きました。
明治初年の神仏分離令、さらに明治三十九年の神社合祀令により一時存亡の危機に見舞われましたが、心のよりどころを失いかけた村民の強い願で、大正二年一月末に荒廃に瀕した本殿の改修事業を完工し熊野神社の復活を図りました。
(社前の「辻 熊野神社」説明板による)
境内社
八雲社、天神社、日枝社、稲荷社
その他
熊野神社本殿の建築様式は江戸時代中期の建造(十八世紀)であり、一間社流造り、欅造り。
(TATSUさん)
No.432
2005.8.7 UP
2020.1.17 更新