(旧安房郡天津小湊町四方木89)
御祭神
熊野大神
神社の向き
南から20度東向き
今まで行った熊野神社の中では一番アプローチが大変な神社です。
なにせ、従来あった参道の橋が落ちたため、山一つ越えて参拝するためです。
県道81号線ぞいにある酒屋さんの前の道を、車が入れるところまで入り、あとはつづら折りの山道を大汗かいて歩きます。
やがて山を越えて、分かれ道を下る方にあるいていくと、廃屋が3軒ほどあり、その先に、神社が見えてきます。
木の鳥居なのですが、もう朽ち果てて「貫」がありません。
鳥居の先には踏み外しそうな急な階段があり、登り切ったところに茅葺きの神社があります。
神社額には「熊野三社大神」とあります。
いかにも古そうですし、あまり参拝者もないようですが、不思議なことに、境内はとても清々しく感じました。
熊野大神様の御神威発動なのでしょうか?
帰り道にはアオダイショウに出会いましたが、笛を吹くと草むらに入っていきました。
(山濱さん)
No.75
2001.6.6 UP
2021.6.5 更新