江戸時代からの旧家・関家の庭に鎮座
場所
JR常磐線新松戸駅より徒歩15分ほど。
駅より武蔵野線にそって東に進んだ高台の上の「関さんの庭」の中に鎮座している。
関家は江戸時代からの旧家で母屋と倉は天明五年(1785)に建てられたといわれている。
倉
熊野権現は地元では「おくまんさま」と呼ばれている。昔は風邪を引くとお参りしたそうだ。
熊野権現の塚の後ろには樹齢200年を越えるキリシマツツジがあり、松戸市の保護樹木となっている。
熊野権現は現在の字名(字熊の脇)の由来になっており、昔は屋敷の周りには垣根がなく誰でも立ち入れ参拝できたようだ。
御祭神
不詳
御由緒
不詳
関さんの森
「関さんの庭」の東には緑豊かな屋敷林「関さんの森」が広がっている。
新松戸は武蔵野線との乗換駅でもあり駅周辺には住宅が広がっているが、少し離れたこの場所には昔ながらの緑が残っていた。
(TATSUさん)
No.1519
2011.12.6 UP
2020.7.8 更新
参考文献