千葉県唯一の名水百選「熊野の清水」が境内に
山濱さん
長南町佐坪滝上2386
ここの熊野神社は「くまのじんじゃ」ではなく、「ゆやじんじゃ」といいます。
地元のおじいさんはそう言っておりました。
御由緒書きによれば、「弘法大師が全国行脚の途中にこの地に立ち寄り、
水がなくて苦労している農民を見て法力により水を出した」とあります。
住民はその遺徳をたたえて、大師の座像を清水の上のお寺(仏竜山)竜動寺にまつってあります。
また、湧水の湧出口付近にはお不動様をまつってあります。
「ゆや」の由来は室町時代にこの湧水を利用して、約100年ほど鎌倉鶴ヶ岡八幡宮の湯湯治場として栄えた事から長い間この地域は「湯谷(ゆや)」と呼ばれたことによります。
ただこの由緒書きだけでは熊野神社の由来までは伺い知ることができませんでした。
神社は近年建て替えられてきれいです。
この神社の下には日本名水100選に選ばれている「熊野の清水(ゆやのしみず)」があります。
ここはどちらかというと名水100選の方で有名です。
御祭神
素戔嗚尊
(鳥居脇の石塔に由来がありました)
(山濱さん)
2000.12 UP
TATSUさん
長南町佐坪滝ノ上2386
JR茂原駅より大多喜行きのバス、市野々下車徒歩15分。
バス停のすぐ横に、旧大多喜街道の説明文が表示されている。
それに従い山道を登って行く。最初は旧街道らしい土道であり、石仏も見られる。
すぐに車道に出て、下っていくと、大きく「熊野の清水」の標識があり、神社は清水のそばに鎮座。
鳥居の奥、「熊野の清水」(ゆやのしみず)は全国名水百選にも選ばれている。
隣には真言宗仏竜山竜動寺がある。
御祭神
不明
御由緒
不詳
(TATSUさん)
2006.7.29 UP
(山濱さん&TATSUさん)
No.19
2000.12 UP
2006.7.29 更新
2022.5.5 更新