平安時代中期の勧請と伝わる熊野神社
小湊バス滝ノ内バス停下車徒歩5分。
「郷社 熊野神社」の石碑が立つ。
石段を登りきると広い境内が迎えてくれる。
玉砂利が敷き詰められ、良く手入れされている。
手水石には享保十四年(1730)、狛犬には享保三年(1718)の銘があった。
狛犬としてはかなり古いものだ。さわやかな神社である。
御祭神
伊弉那美尊、事解男尊、速玉男尊
御由緒
承平二年の創建。庁南郡開拓の祖、庁南次郎大木新九朗が、紀伊熊野本宮の御分霊を現在の地に祀った。
文安二年、武田信長が庁南城を築き、社殿を改築し、庁南庁北部の鎮守とした。
(御祭神・由緒ともに「千葉県神社名鑑」参照)
(TATSUさん)
No.629
2006.11.7 UP
2022.5.6 更新
参考文献
- 『千葉県神社名鑑』