武蔵国豊島郡を領有した武将・豊島清元による勧請と伝わる熊野神社
場所
JR、東京メトロの北千住駅より西新井大師行き東武バス10分本木小学校前下車5分。
住宅地の中の駐車場の中に鎮座していました。(境内が駐車場になっているというべきか)
このような神社も珍しい。社務所もありません。
荒川に程近い場所に位置しています。
御祭神
伊邪奈美命
御由緒
伝承によれば、豪族豊島清光が息女足立姫の死後、熊野権現から霊木を授けられ、この地で六体の阿弥陀佛を彫刻したので熊野の神を勧請したとされています。(宇井邦夫氏の著書『東京の熊野神社』より)
その他
鳥居も社殿も新しいものでした。このような神社にも氏子はいらっしゃるようでした。
(TATSUさん)
No.291
てつによる追記
豊島清光は正しくは豊島清元。平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての武将。 鎌倉幕府の御家人。
2004.11.25 UP
2020.8.31 更新
参考文献
- 宇井邦夫『東京の熊野神社』巌松堂出版