江戸時代中期の開拓時に榎のもとに祀られた熊野神社
場所
西武新宿線小平駅から徒歩10分。
青梅街道沿いに大きな鳥居がある、そこから少し参道を入ったところに鎮座されています。
参拝したときは、前日までの雪もやみ正月の準備に神社の方も忙しそうでした。
その間も参拝の方が絶えず近くの人に崇敬されていることがはわかりました。
御祭神
伊邪那岐大神
伊邪那美大神
早玉男乃尊
事解雄乃尊
夫婦欅と拝殿
御由緒
境内の由緒説明より。
昔このあたりはたいへん水が少なく「にげ水の里」と言われ、家もない原っぱでした。その中にこ一本の大きな榎が立っていて、「武蔵野の一本榎」と呼ばれ、旅人の目印として親しまれていました。
江戸時代の中頃からこのあたりを開拓するのにその守りの神さまとしてこの榎のもとに熊野宮がまつられました。熊野宮は、今の西多摩郡瑞穂町の阿豆佐味天神社の摂社として、武蔵村山にあった神社を宝永元年(1704)移し鎮守の社として祭ったものです。
大正十二年(1923)向拝を新築、昭和九年(1934)摂末社殿を新築、同十八年(1943)覆殿弊殿を修理、拝殿の改築と同時に祖霊社を増築した。
一本榎
境内社
一本榎神社・八幡宮・天神社・稲荷神社・白山社・庚申社・祖霊社
(TATSUさん)
No.345
2005.2.1 UP
2021.7.27 更新