他の熊野神社に合祀された熊野神社
場所
以前報告した町田市図師町1854の熊野神社の北東に位置している。
芝溝街道の図師大橋交差点より北に向かい、結道バス停の北を西に入ったところに鎮座している。周囲は農地である。
入口には崩壊した鳥居、その先にはこれも崩壊した石灯籠がある。
石灯籠は明治二十八年八月の奉納である。
拝殿はかなり痛んでいる。
内部には本殿が三社祀られており、一番左は熊野宮、
右の二社は扁額から見ると稲荷神社と八坂神社と思われる。
熊野神社の本殿には、「奉斎 熊野神社氏子守護攸」との御札があった。
御祭神
不明
御由緒
不詳
「新編武蔵国風土記稿」の図師村の項には、
「熊野社 除地陸田五畝 小名結道にあり これも小社なり 前に鳥居をたつ」
と記述されている。
明治44年、神明社二社(結道・坂下)、天満社(岩)、稲荷社(川島)、若宮八幡宮(半沢)とともに字宿(現町田市図師町1854)の熊野神社に合祀された。
しかし社殿は存続していたと思われる。
(TATSUさん)
No.1736
2013.6.9 UP
2020.6.8 更新
参考文献
- 『新編武蔵風土記稿』