TATSUさん
武蔵村山市本町4丁目16-2?
場所
JR立川駅より立川バス、横田下車徒歩5分。
青梅街道に面しバス停の前の道を北に進む。
広場を前にしてこんもりとした森の中に鎮座。
御祭神
速玉男命
御由緒
不明
境内社
稲荷神社
蚕影神社
蚕影神社
本町の熊野神社には、熊野神社の拝殿の他に3つの祠がありました。赤い鳥居のあるものは多分稲荷社、向かって左の祠には「蚕影神社」の扁額がありました。(「こかげじんじゃ」と読むそうです)字のごとく養蚕の守り神とのことです。
この地域は昔は養蚕が盛んで明治の初期、横浜港より輸出されていたようです。
向かって右の祠の御祭神は表示がなくわかりませんでした。
その他
石灯籠には元禄の銘があり、かすかに「熊野大神」と読み取れる。
(TATSUさん)
ぱんじぃさん
御祭神は速玉男命だそうです。近くの神社の宮司さんが管理されているそうです。速玉男命は黄泉の国から帰った伊弉諾尊からお生まれになった神様なんですよね。古事記の物語を背景に参拝すると、とてもロマンチックな気持ちになります。
ここの神社についてわかったことなのですが、もともとはこの土地の氏神様をお祀りしていたそうです(本殿のほかにも小さな木造の建物があります。また小さな鳥居のある建物もあります)。おそらく伊邪那岐命も祀られていて、後から熊野神社が建てられ同じひとつの土地に合わせられたのではないか、との情報です。それ故に御神様が速玉男命なのであろうと。都心から離れている田舎町ですが、お年寄りも多く神社も点在している土地なので、いろいろと言い伝えがありそうです。
境内にはいくつか木造の建物があり、神様が祀られている建物が3つあるので、おそらく御祭神は3柱の神様になるのでしょうか。社務所のような建物も扉が閉じられたままでした。額には『伊勢』という文字が書かれてありました。手を洗う場所も水は溜まっていなく、賽銭箱もありません。そんなに広い敷地面積ではなく参拝する人の姿もほとんどいないので、初めは神社なのかどうかのか少し疑ったくらいです。でも入り口の石の鳥居は新しくしたという感じなので、ここの地域の方々の信仰を集めているのでしょうね。ひっそりと静かに鎮座されている神社です。
2005.7.1 UP
8月7日今日は、裏の熊野神社の夏祭りでした。
神輿を担ぐ子供たちや大人の行列が、お囃子の音楽を流しながら町内中を巡回して歩きました。写真撮影する人や、籠を持つ行者に御ひねりを渡すおばあさんたちもいて、町内を賑わしていました。
普段は閉じられている拝殿、祠の扉が開かれ、参拝する人たちも居ました。こちらに書き込んだ当初は、ひっそりとご鎮座されていたので、今日のようなお祭が催されるとは思っていませんでした。
なんだかとても嬉しいです。
2005.8.14 UP
(ぱんじぃさん)
(TATSUさん&ぱんじぃさん)
No.410
2005.7.1 UP
2005.8.14 更新
2022.7.29 更新