旧天沼村の鎮守、新田義貞による創建とも伝わる熊野神社
場所
JR荻窪駅下車徒歩15分、住宅街の中にあります。
御祭神
伊邪那美命
御由緒
旧天沼村の鎮守です。
社伝によれば神護景雲二年(768年)東海道巡察使が武蔵国に来たときに氏神を勧請し別当を置いたのが始まりと伝えています。
また一説には元弘三年(1333年)新田義貞が北条高時を討つために鎌倉に軍を進める途中にこの地に陣をしき、社殿を創設したとも伝えられています。
その後、応永二年(1395年)朝倉三河守という武将がこの地に帰農した際社殿を修理し、十二社権現と称するようになったといわれています。
熊野神社と名称を改めたのは、明治維新以後のことです。
境内には直径2メートルにもおよぶ、大杉の切り株がありますが、これは社伝によれば、新田義貞が陣を敷いたとき、戦勝を祈願して手植えしたものと伝えられています。
(神社境内の説明板による)
新田義貞の手植えと伝わる大杉の切り株
境内社
稲荷神社
三峰神社他
例祭日
8月最初の土曜日の次の日曜日
(TATSUさん)
No.246
2004.9.9 UP
2023.10.7 更新