室町時代の勧請と伝わる熊野神社
JR両毛線富田駅より西に10分ほど。
栗田美術館を過ぎて県道67号線から山手の道に入りしばらく進むと、道路沿いに鳥居が立つ。
境内には、社殿に似合わない新しい狛犬がある。
覆屋に覆われた本殿をのぞくと側面には細かな彫り物がなされている。
境内の手水石には安政三年(1856)の銘がある。
御祭神
伊弉諾命
伊弉册命
御由緒
不詳
室町時代の創建という。
天文年中拝殿再建、寛政十年本殿を再建した。
はじめ熊野大権現といっていたが、明治時代になって熊野神社と改めた。
(祭神、由緒共に「栃木県神社誌」参照)
境内社
本殿の奥、小高いところに7社の境内社が祀られている。
左から琴平神社、八坂神社、天満宮、八幡神社、千勝神社、天照皇大神、三季神社。
(TATSUさん)
No.1355
2010.11.2 UP
2021.10.1 更新
参考文献
- 『栃木県神社誌』