東武日光線静和駅より線路に沿って藤岡駅方面に進む。
国道50号線を渡り山の方に向かう。
山を背にして、一の鳥居、二の鳥居が連なっている。
鳥居左側の石碑には、「熊鷹愛宕神社新築記念碑」とあるので、愛宕神社が合祀されているのだろう。
碑の裏には由緒が刻まれている。
社殿に向かって、山道と石段の登りが続く。
最後の十数段の石段の先に拝殿、本殿が木々に囲まれて鎮座している。
境内には、境内社の祠、石祠が数社散在しているが、祭神は不明。
御祭神
伊弉諾命
伊弉册命
御由緒
昔、文武天皇の御世、大宝年中突然老いた行者が来て、 「熊野神を勧請すべし、位置は三日のうちに知るべし」といって去った。
すると不思議なことに翌日、熊鷹が飛んで来て、三日間飛びさらなかった。
これが即ち神のお告げだとして、この地に祠宮を造り、この神社を建てた。
(祭神、由緒共に「栃木県神社誌」参照)
(TATSUさん)
No.1363
2010.11.11 UP
2021.10.3 更新
参考文献
- 『栃木県神社誌』