室町時代中期の勧請と伝わる熊野神社
地域コミュニティバス、今里バス停より徒歩5分ほど。
田圃の向こうに、こんもりした森と白い鳥居が望まれる。
薄暗い境内には、昭和3年作の狛犬があり、手水石には天保年間の銘がある(詳細不明)。
拝殿の左に神輿と祭神不明の祠、三峰神社の小祠がある。
御祭神
伊弉册命
御由緒
不詳
嘉吉元年(1441)、結城家臣小峰但馬守網當と弟右近は結城家の滅亡によって当地に帰農した。
文安年間(1444-49)に至り、紀伊国熊野神社を奉遷して自宅に勧請し、氏神として奉幣祭を行ってきた。
のち慶長年間(1596-1615)に至り、村内の鎮守とした。
(祭神、由緒は「栃木県神社誌」参照)
(TATSUさん)
No.1340
2010.10.15 UP
2021.10.17 更新
参考文献
- 『栃木県神社誌』