延喜式内社・熊野神社の論社
旧婦負郡婦中町熊野道字古屋敷1076
「熊野道」という地区のはずれに、東向きに鎮座。田圃の中。
南側の田は、水が張られた所で、水面に映る社域が面白い。
北側の田は、田植えが終わり、青々とした稲の中に鎮座している感じで、これも面白い。
秋には、黄金の稲穂の中に、冬には、真白な雪の中に。
そんな風景を想像しながら参拝した。
由緒は不詳。
祭神は、伊弉冉尊,事解男神,速玉男神。
延喜式内社・熊野神社の論社。
論社はいくつかあるが、祭神は、出雲系、紀州系とさまざま。
当社は紀州系だが、当初からそうだったのかは、疑問もある。
社殿はガラス張り。雪の多い北陸では、社殿がそのままというのはなかなか維持が難しいのだろう。
2002年4月28日(日)撮影
社殿---本殿は拝殿の後ろに組み込まれた形
(玄松子さん)
玄松子さんのHP「玄松子の記憶」はこちら
No.136
2002.5.25 UP
2020.2.4 更新