雑賀孫一の家紋は八咫烏
戦国時代、紀州雑賀に、日本最強を誇った傭兵集団、雑賀衆がありました。
雑賀衆は、「雑賀を制する者全国を制す」といわれるほどに高い戦闘能力を誇った鉄砲集団でした。
織田信長最大の敵として食い下がった雑賀衆。
その頭目、雑賀孫一(孫市とも)の家紋は、3本足のカラス八咫烏(ヤタガラス)。
八咫烏は熊野の神使。
なぜ雑賀孫一が八咫烏を家紋としたのか、はっきりしたことはわからないのですが、熊野信仰から来たものだと考えられます。
雑賀孫一の墓は熊野にあります。
(てつ)
番外編 No.3
2002.2.28 UP
2006.2.20 更新
2022.2.3 更新