平安中期、源頼信が甲斐守在任時に社殿を造営と伝わる熊野神社
(旧北巨摩郡長坂町日野502)
JR中央本線日野春駅より徒歩45分ほど。中央本線にそって北西に進む。
標高は500メートルほどで林と畑地の間の道を進んで行く。
途中より、花水坂方面に甲州街道へ下っていく。
熊野神社は、道路の右肩に鎮座している。
境内には拝殿、本殿の他に神楽殿も建てられている。
拝殿には「熊野大権現」の神額が掲げられている。
社地からは、釜無川の向こうに南アルプスの前山が望まれる。
花水坂を下りしばらく進むと、甲州街道台ヶ原宿である。
御祭神
伊弉那岐命
伊弉那美命
御由緒
勧請年不詳、長元二年(1029)国守源頼信社殿を造営せりと云ふ
(祭神、由緒ともに「山梨県神社誌」参照」
「甲斐国志」には、以下の様に記述されている。
熊野権現 日野村 社領七斗餘 社地千八百九拾坪
(TATSUさん)
No.1332
2010.10.5 UP
2021.11.4 更新
参考文献
- 『山梨県神社誌』
- 『甲斐国志』