元旦午前２時に熊野本宮大社の本殿が御開帳される祭典
開寅祭で賑わう熊野本宮大社
毎年元旦の午前２時から午前４時迄、熊野本宮大社本殿にて「開寅（あけとら）祭」が斎行されます。
１年のうちこの日だけは、警蹕と共に熊野本宮大社の全社殿（西御前、中御前、証誠殿、若宮）が特別に御開帳されます。本殿御開帳以外の特殊な祭典はありませんが、真夜中で寒い中、黎明殿横では焚き火にあたる人々も多くいて、境内は初詣のはじまりの賑わいとなります。
(そま）
（てつによる追記）
焚き火に関しては2020年以降行われていません。
2003.12.12記
2008.6.1 UP
2023.1.6 更新
参考文献
- 『本宮町史 文化財編 古代中世資料編』