七越神社延命地蔵のお祭り
4月29日、修験道の大峰奥駈道が通っている七越峰にある七越神社で毎年恒例の七越神社祭が行われます。七越峰では丁度、しゃくなげの花が咲き始めていました。
七越神社の登り口には屋台も出てにぎわいはじめ、午前10:30頃、延命地蔵さんにお餅が供えられてお祭りが始まります。串の両端にお餅がついたお供えを1本100円を納めていただいた後は、お地蔵さんの体の自分の患部に相当する部分にお餅を置いて、病気平癒を願います。
お坊さんの読経と太鼓が始まる頃には、お地蔵さんは病気平癒祈願のお餅に埋もれた状態に。お祭り主催の高山地区の方々を中心に現時点で50名程の参列者は順順にお地蔵さんに手を合わせてゆきました。
読経の後は、「延命地蔵奉納 演芸大会」。この時点で会場の人数は約100名。今年は歌手の北美みち代さんのショーがあり、会場はたいへん盛り上がっていました。
本宮町のお祭りの最後は、やはり「餅まき」。やぐらの上からたくさんの紅白のお餅とお菓子がまかれ、高山地区以外にも本宮地区や三里地区等様々な地区の人々が集い、「こっちにも放ってくれー!!」と、声をあげていました。
普段は静かな七越神社も今日はたいへんな盛り上がりをみせ、お地蔵さんの周囲も花やお供え物で飾られました。(写真は正月の七越神社です。)
(そま)
2003.4.29記
2008.6.1 UP
2023.8.17 更新