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月見岡神社例祭(つきみがおかじんじゃれいさい)

熊野本宮大社境外社のお祭り

年に3回(旧暦の1月28日、5月28日、9月28日) 、大日山(だいにちさん)中腹にある月見岡神社(熊野本宮大社境外社)で朝7時から月見岡神社例祭が斎行されます(平成20年度の旧暦5月28日は新暦で7月1日でした。神事の日はその年の暦により異なります)。

例祭では県指定文化財の鎌倉時代の石仏がお祀りされている大日堂の御扉が御開帳され、熊野本宮大社の神職さんが神事を行い、祝詞奏上、お祓い、玉串奉納等が行われます。

月見岡神社例祭

写真は月見岡神社の例祭で初穂料を納めていただいた授与品。牛の御札は月見岡神社の牛王印(ごおういん)です。

月見岡神社例祭

神事終了後に大日堂と石祠の間ぐらいに湧き出ている御神水を釜に入れて薪をくべてわかしたお茶をいただきました。

月見岡神社が鎮座しているのは熊野古道大日越の途中。真名井社最寄りのバス停「熊野本宮」(本宮大社前とは違うバス停です)近くの登山道入口から登ると約600mで到着します(湯峰王子側から登ると約1.4kmかかります)。

月見岡神社の例祭は現在は参拝者もまばらで静かな祭ですが、昔から牛を飼う人が多く参拝されてきたそうです。

(そま)

2008.7.1 UP
2023.8.17 更新

参考文献