■ 熊野の観光名所
◆ ホルトノキ(ほるとのき） 和歌山県新宮市佐野
根元に祠が祀られるホルトノキ
スーパーセンターオークワ南紀店近くにあるホルトノキの大樹。
根元には小さな祠が祀られていて、新宮市の天然記念物に指定されています。
以下、説明板より。
新宮市指定文化財 天然記念物 ホルトノキ
ホルトノキはホルトノキ科の常緑高木で、千葉県以西の本州・四国・九州の暖帯に自生する。
葉は見たところヤマモモに似ているが、赤く紅葉したものが混じる特徴がある。花期は夏で、目立たない花を葉の落ちた前年枝に総状に着ける。
このホルトノキは、樹高約20m・目通り幹周り約3mで、高さ太さともに、この地方では類を見ない大樹である。樹齢は不明であるが根もとに小さな祠が祭られていて、古くから神木として保護されてきたものであろう。平成４年８月
新宮市教育委員会
スーパーセンターオークワ南紀店の駐車場から。
明治時代に神社合祀が行われる以前の熊野では、社殿がなく岩や老樹大木を祀っている神社も珍しくはなかったのですが、現在では合祀のためにそのほとんどが失われてしまいました。
ここは、かつての熊野の自然崇拝の有り様を現在に伝えている場所のひとつ。
アクセス：JR紀伊佐野駅から徒歩６分
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■新宮市の観光スポット |
（てつ）
2009.10.23 UP
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