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熊野謎解きめぐり 大地がつくりだした聖地
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『熊野年鑑』現代語訳 推古

推古天皇

現代語訳

6年 戊午(つちのえうま)

新羅が孔雀と鸚鵡を貢いだ。

7年 己未(つちのとひつじ)

4月27日に地震。建物が壊れた。遂に神を祭った。

9年 辛酉(かのととり)

5月に大雨。河の水が宮中に満ちた。

18年 庚午(かのえうま)

初めて絵の具や紙墨を作り、並びに碾磑を造った。碾磑(みずうす、てんがい)は石臼、スリ臼である。

24年 丙子(ひのえね)

正月に桃李が実った。

25年 丁丑(ひのとうし)

出雲国有□大和(?)

27年 己卯(つちのとう)

近江国蒲生川に人のような形の物がいた。摂州堀江に子供のような形の物がいた。

32年 甲申(きのえさる)

12月に熊野新宮川で戌の刻から亥の刻まで数千艘の船が下り流れる音がした。

35年 丁亥(ひのとい)

5月に蝿が集まること10丈ばかり、空に浮き、その音は雷のようであった。

※誤訳等ありましたらご指摘ください。

原文

六 戊午

新羅貢孔雀又鸚鵡

七 己未

四月二十七日地動屋破遂祭神

九 辛酉

五月大雨河水満禁庭

十八 庚午

始作彩色紙墨并造碾磑 石臼スリ臼也

二十四 丙子(ひのえね)

正月桃李実ル

二十五 丁丑

出雲国有□大和

二十七 己卯

近江国蒲生川ニ有物形如人摂州堀江有物形如兒

三十二 甲申

十二月熊野新宮川戌ヨリ亥マテ船数千艘下流スル音アリ

三十五 丁亥

五月蝿集ル事十丈浮空鳴音如雷

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(てつ)

2021.10.7 UP

参考文献