熊野が誇る世界的博物学者、南方熊楠の訪ねる旅。記念館や顕彰館、熊楠が守った森など。
東京方面から飛行機でお越しで、レンタカーをご利用の場合。
飛行機は午前中の便で。09:45東京発、11:05南紀白浜着(時間は変更される場合があります)。
1泊2日。
南紀白浜空港からはレンタカーを利用。 南紀白浜空港正面にニッポンレンタカーの南紀白浜空港営業所があります。今回のプランの場合、南紀白浜空港営業所に戻ることになりますが、他の営業所への乗り捨て(ワンウェイ・レンタル。要予約)も可能(熊野にあるニッポンレンタカーの営業所は南紀白浜空港営業所と勝浦営業所の2ヶ所のみ)。ニッポンレンタカーのご予約はこちら。
1日目
羽田空港
↓ JAL南紀白浜便で約1時間(09:45東京発、11:05南紀白浜着。時間は変更される場合があります)
南紀白浜空港
↓ レンタカーを利用。車で約20分
南方熊楠記念館(木曜休館)
↓ 車で約10分
熊野三所神社
↓ 車で約10分(次の鳥ノ巣半島へは道幅が狭いので運転の自信のない方は内之浦干潟親水公園の駐車場に駐車、徒歩20分)
鳥ノ巣半島(神島に最も近い陸地)
↓ 車で約10分
神楽神社
↓ 次の日吉神社に駐車場がないので徒歩で。約3分
日吉神社
↓ 神楽神社に戻り、車で5分
田辺
田辺で宿泊施設(あるいは白浜に戻り、白浜で宿泊)
2日目
闘鶏神社 JR紀伊田辺駅からなら車で約3分
↓ 車で約5分
南方熊楠顕彰館(旧南方熊楠邸)(月曜日および第2・4火曜日休館、開館時間は午前10:00から)
↓ 車で約5分
高山寺
↓ 車で約5分
伊作田稲荷神社
↓ 車で約10分
八上神社
↓ 車で約1分
田中神社
↓ 車で約15分
南紀白浜空港 レンタカーを返却
↓ JAL南紀白浜便で約1時間(19:10南紀白浜発、20:05東京着。時間は変更される場合があります)
羽田空港
- 南方熊楠記念館(和歌山県西牟婁郡白浜町)
白浜町にある南方熊楠記念館では南方熊楠の文献・標本類・遺品を保存・展示しています。屋上からは熊楠の保護運動により伐採を免れ国の天然記念物となった神島(かしま)が臨めます。入館料大人400円。
- 熊野三所神社(和歌山県西牟婁郡白浜町)
熊野三所神社には、熊楠による粘菌採集の案内を神島で受けるために昭和天皇が乗船した御座船が保存されています。
- 鳥ノ巣半島(和歌山県田辺市新庄町)
神島にもっとも近い陸地。
- 神楽神社(和歌山県田辺市神子浜)
熊楠が守った森。境内にあった池で珍種の藻を発見しました。
- 日吉神社(和歌山県田辺市磯間)
熊楠が守った森。
- 南方熊楠顕彰館(旧南方熊楠邸)(和歌山県田辺市中屋敷)
南方熊楠が暮らした田辺の町へ。南方熊楠顕彰館は熊楠の業績をたたえて広く世間に知らしめるための施設。南方熊楠邸に遺された蔵書・資料を恒久的に保存します。入館無料。南方熊楠邸見学は有料(大人300円)。
- 闘鶏神社(和歌山県田辺市湊)
闘鶏神社の森は熊楠の植物研究の中心基礎点。熊楠の妻・松枝の父親は闘鶏神社宮司でした。
- 高山寺(和歌山県田辺市稲成町)
この高山寺に隣接してあった糸田の申神社(さるがみのやしろ)から熊楠は数多くの隠花植物を採集しましたが、明治41年(1908年)に合祀されて神木も伐採され、そのことが熊楠が神社合祀反対運動に立ち上がるきっかけとなりました。
高山寺は熊楠の菩提寺であり、墓地には熊楠のお墓があります。合気道の開祖、植芝盛平のお墓もあります。
- 伊作田稲荷神社
熊楠がよく採集に出かけた場所で、年をとってからは娘の文枝(ふみえ)に言いつけて採集に行かせ、時には地図を描いて目的のものの生育場所を示したとか。昼なお暗いシイを主とする森。
- 八上神社
熊楠が守った森。もと八上王子。
- 田中神社
熊楠が守った田の中にある森。
南方熊楠を訪ねる旅(東京方面から飛行機+バス or レンタカー)
南方熊楠が守った森と、熊野三山とその元宮・古宮をめぐる旅(お車で)
南方熊楠を訪ねる旅(本宮方面から車で)
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世界遺産熊野古道のバイリンガルのガイドを提供するNPO法人「Mi-kumano」さんでは、
「南方熊楠の足跡を辿る」という企画コースがあります。私の観光プランを元に作成したコースです。
「Mi-kumano」のガイドさんがご案内してくれます。熊楠ファンの方はぜひご利用ください。
(てつ)
2011.11.11 UP
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