■ 熊野の説話

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◆ 水を噴き出して火を消した楠


蟻通神社霊樟 和歌山県田辺市湊にある蟻通神社の境内にある霊樟(れいしょう)と呼ばれる大楠について伝えられる話。以下、霊樟の傍らの建つ説明板より。

 安政元年の冬大地震のため、火災が起こり北新町から火勢が西風に煽られて湊地区に燃え移らんとした時不思議にも此の樟幹や枝から白水が噴出し同時に風の向が逆転して災厄を喰い止めることが出来たと言い伝えられ誠に霊験あらたかな神霊のよれる霊樟として当時から郷土の子々孫々に至るまで厚く尊崇されている。

闘鶏神社御神木大楠 クスノキが水を噴き出して火を消したという話は、やはり田辺市湊にある闘鶏神社境内の藤巌神社前にある御神木の大楠についても伝えられています。以下、大楠の傍らの建つ説明板より。

 御神木の樹洞に人が住み着き、ある日火の不始末からこのクスノキに火が付いたところ、中から水を噴出して火を消したという話が伝わる。

 この御神木の大楠は、樹齢1200年と伝わり、2度の落雷により中央上部が焼失し欠損しています。

(てつ)

2005.9.3 UP

 ◆ 参考文献

くまの文庫3『熊野中辺路 伝説(下)』熊野中辺路刊行会

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