江戸時代初期の勧請と伝わる熊野神社
なお、「あらいの時間」というブログを見て知りましたが、4月第三日曜日に「かぎやまつり」が行われ、本郷熊野社(宮ノ脇)と当熊野神社の間を本郷熊野神社の神様をお神輿に乗せて練り歩く御神輿渡神事が行われると紹介されていました。
本郷熊野社から南に約2キロの位置にあり、名鉄河和線南加木屋駅の直ぐ西になります。
市街地の中の小山を活用した神社で下からは厳粛な気持ちになり、上の境内からは見晴らしがよく気分良くなりました。
鳥居と社標です。丘の上の境内まで石づくしです。
境内したから拝殿を望む。
境内から見た遠景です。名鉄電車が横切っています。
拝殿横に建立されている立派な由緒記です。
御祭神
速玉男命 伊弉册命 事解之男命
御由緒
社伝に寛永元年(1624)紀州熊野神社より勧請し、新宮と称す。(愛知県神社名鑑)
東海市史によると、隣村の本郷付近は、慶長13年(1608)の備前検によって石高が決まった本田が多いに比べ、この付近には新田が広がり、後代に開発され、それに伴って創建されたであろうと説明している。
(河合さん)
No.1088
2009.10.4 UP
2020.6.3 更新
参考文献
- 『愛知県神社名鑑』
- 『東海市史』