北金目村の鎮守であった熊野神社、古墳の上に鎮座
場所
(神奈川県平塚市北金目1436)
小田急線東海大学前駅から徒歩20分ほど。
北金目大久保の丘に鎮座し、近くには、「王子台遺跡」や塚越古墳がある。
北金目神社も古墳の頂を削りその上に建てられている。
北に大山がよく見える。境内は紅葉の真っ盛り。
神社には珍しく鐘楼がある。「熊野大権現」時代のものか。
御祭神
伊邪那岐命
速玉之男命
予母津事解之男命
御由緒
旧北金目村の鎮守である。元熊野大権現と称したが明治三年熊野神社と改称、更に明治九年北金目神社と改称。
拝殿の彫り物が美しい。内部の神額には、「熊野社」とある。
本殿は県下では珍しい春日造、江戸初期の建築で平塚市内神社建築では最も古いという。(覆殿の中でよく見えません}
(御祭神ともに「神奈川県神社誌」参照)
新編相模風土記稿には「村鎮守とす、神体木像、天正十九年十一月社領二石の御朱印を賜ふ」「弊殿、拝殿、神楽殿等あり」と記されています。
(TATSUさん)
No.820
2007.12.15 UP
2020.7.10 更新
参考文献
- 『神奈川県神社誌』