明治末に熊野社を合祀
小田急線柿生駅より、柿生川に沿って進むこと徒歩約25分。
柿の実幼稚園の側の石段を登ったところの山上に月読神社は鎮座しています。
背後には麻生台団地が広がっています。
月読神社の拝殿の右に2社の祠があります。
表示によれば一社は、元下麻生682所在の日枝社、もう一社は元上麻生1064所在の熊野社でした。
この熊野社は、古い地図で確認すると現在の柿生駅のすぐ近くだったことがわかりました。
境内に表示の月読神社の由来によれば、大正五年七月十一日に近郊の白山社、日枝社とともに合祀されたとの事です。
御祭神
不明ですが、月読神社の祭神からして、以下の2神と思われます。
伊弉諾命
伊弉冊命
御由緒
「新編武蔵風土記稿」の上麻生村の熊野社として以下のように記載されています。
除地、二段、村の中央にあり、
本社は二間に一間半、拝殿三間に三間半、いづれも南に向ふ、
前に鳥居を立、例祭九月二十一日、村民持
熊野社本殿
(TATSUさん)
No.1032
2009.8.10 UP
2020.8.13 更新
参考文献
- 『新編武蔵風土記稿』