大正時代に熊野社を合祀
小田急線新五月台駅より徒歩10分ほど。
新百合丘の隣とは思えないほどの里山風景がみられる。
道路より少し入った場所にひっそり鎮座。この九朗明神社に熊野神社が合祀されている。
御祭神
伊弉那岐命(熊野社の祭神)
菅原道真(天神社の祭神)
御由緒
不詳。
大正十一年三月十五日 天神社、熊野社を合併合祀。
「新編武蔵風土記稿」の古沢村の項には、
九能社 除地、一畝、村の西によりてあり、 覆屋九尺四方東向なり、祭神詳ならず、 村内福正寺持、以下二社も同寺の持なり。 天神社 中略 熊野社 除地、一畝、村の中央にあり、これも坤の方に向ふ。 |
明治二十一年「古沢村地誌」には
九朗社 祭神 源義経 社格 村社
と書かれている。
(祭神、由緒ともに「神奈川県神社誌」参照)
(TATSUさん)
No.1382
2010.12.15 UP
2020.8.13 更新
参考文献
- 『新編武蔵風土記稿』