もと長見寺の鎮守社、弘法大師肉筆の六字名号がご神体
小林さん(写真は2001年2月27日そま撮影)
訪問日 2002年1月2日
境内はせまいが神楽が流れて明るい雰囲気でした。神主さんもいて初詣客に対応していました。
御祭神
伊勢那岐尊 天照大神
御神徳
家運隆盛 延命長寿 交通安全
御由緒
御由緒は、「創立年代はさだかではないが往古より市沢を中心とする村の鎮守として氏子の篤い崇敬を集めた。
明治40年の神明社を合祀、平成3年に新社殿を建造した」とのこと。
本殿の扁額
境内の庚申さんとお地蔵さん
境内の庚申さんの下部分
(小林さん、写真はそま)
2002.11.21 UP
TATSUさん
神奈川県の熊野神社に参詣しているとき、各地で「杉山神社」に出会った。
調べてみると、杉山神社は神奈川県に70数社鎮座し、しかも式内社ではあるがいまだ本祠が確定していないという面白い神社であることがわかった。その杉山神社を訪ねる途中に出合った熊野神社です。
御祭神
伊邪那岐尊
伊邪那美尊
天照大神
由緒
新編武蔵風土記稿には下記のように記されています。
見捨地、九畝、村の中央にて丘上にあり。村内の鎮守なり。
勧請の年代を伝えず。弘法大師肉筆の六字名号を神体になぞふ。
本社の前に二間に三間の拝殿を設く。
その前に鳥居をたつ。皆東に向へり。中略。
長見寺持。末社稲荷社、本社の左にあり。
庚申塔
この神社で出会ったのは、庚申塔です。
中には、元文元年(1736)、延宝八年(1680)という古いものもあったが、風雪に負けず鮮やかな彫りを残していました。
(TATSUさん)
2008.12.13 UP
No.161
2002.11.21 UP
2008.12.13 更新
2021.4.23 更新
参考文献
- 『新編武蔵風土記稿』